キュービクル 耐用 年数。 キュービクルとは?電気の低コスト利用に必須の設備 その役割とメリットを解説

【保存版】キュービクルの耐用年数と寿命を延ばす秘訣を大公開!

キュービクル 耐用 年数

生物に寿命があるように、機械にも寿命がいつかは訪れます。 電気を安全に使うために必要なキュービクルにも、同じように寿命が存在します。 また、耐用年数といって機械が安全に使用できる期間というものもあります。 耐用年数は機械ごとに決まっており、製造会社や販売業者が安全に使えるであろう年数を決めています。 食べ物に例えるならば賞味期限のような考え方です。 しかし、賞味期限はあくまで安全に美味しく食べられる期間なので、賞味期限を越えても食べられないわけではありません。 (腐るほど過ぎてしまうのはダメですが……) そのため寿命という考え方も必要で、しっかりと管理をしていれば耐用年数を超えて使うことも充分に可能となってきます。 ただし、キュービクル全体の耐用年数ではなく、部品ごとに年数が決まっているので、消耗が激しい部品は短期間でこまめな交換が必要になってきます。 そこで、 今回はキュービクルの耐用年数や寿命について紹介していきます。 キュービクルの耐用年数は意外と短かった? キュービクルの耐用年数は、製造会社や製品によって差がありますが、多くの場合は20年前後と決められています。 キュービクル内の電気機器毎の耐用年数 キュービクルには様々な機器が使われており、修繕がこまめに必要な部品や長期間必要ない部品があります。 また、 法定耐用年数と実用耐用年数の2種類があり、工業標準化法のJIS規格に基づいて法定耐用年数が定められています。 法定耐用年数と実用耐用年数 法定耐用年数は、法律で安全に機器が使用できる期間を定めています。 しかし実際には、製造会社が良いキュービクルや部品を製造しているので、実用耐用年数は法定年数よりも長く設定されています。 部品の材料や、 高圧受電設備を屋内外のどちらに設置するか、電圧の違いによって耐用年数は変わってきます。 部品ごとの耐用年数は以下の通りです。 また、製造メーカーによっても年数は変わってくるので確認が必要です。 法定耐用年数は短く設定されている 法定耐用年数は、実際に使用できる年数よりも短く設定しています。 やはり高圧電力という危険を伴うものを扱っている機械なので、 安全に使用できる年数で設定されています。 そのため、法定耐用年数を過ぎてしまったからといって、キュービクルや部品が使えないわけではありません。 メンテナンスをこまめに行いながら可能な限り長く使用できるようにしましょう。 減価償却とは? 法定耐用年数は、機器が安全に使用できる期間の目安となる以外にも大切な役割を持っています。 減価償却として会計処理をする際に、 耐用年数を元に計算をして、経費として処理していきます。 会計処理に必要不可欠 減価償却とは、時間が経過したり使っていくうちに価値が減少してしまう固定資産を購入した場合に、購入費を耐用年数に応じて分割して1年ずつ会計処理を行うことをいいます。 購入した物を使用した期間ではなく、法律で定められている耐用年数を元に計算を行います。 計算方法 最も簡単な計算法として、定額法があります。 定額法は、減価償却の対象となる物の購入代金を法定耐用年数で割って、毎年同額ずつ計上していく方法になります。 例えば300万円のキュービクルを購入した場合、キュービクルの法定耐用年数は15年と決められているので、300万円を15年で割って、1年ずつ経費として計上していきます。 この場合は15年間に渡って20万円ずつ減価償却費として計上することになります。 また、他には定率法という計算方法もありますが、さらに細かな計算が必要になるので、定額法をお勧めします。 少額減価償却資産の特例 減価償却には例外があり、 10万円未満の購入費であれば消耗品費として計上することが可能になります。 さらに従業員が1,000人以下の個人事業主や資本金が1億円以下の法人企業の場合で、購入費が30万円未満であれば、青色申告を行うことにより一括で減価償却費として計上することが出来ます。 しっかりと管理などを行った場合は寿命を延ばすことが出来ます。 寿命を延ばすには? 耐用年数を超えて使用するには、メンテナンスが欠かせません。 メンテナンスを怠れば、法定耐用年数以下の使用期間で交換や修繕が必要になってしまいます。 部品ごとに寿命は変わる キュービクルで使われる様々な部品は、寿命に差があり月次点検や年次点検でチェックが必要になります。 特に、高電圧の電流が流れているケーブルやトランスなどは負荷が多くかかるため、その分消耗も早くなります。 修繕が必要な部品はこまめに交換を行ったりして、他の部品に悪影響が及ばないよう気を付けなければいけません。 メンテナンスを怠った場合 メンテナンスを怠れば、当然寿命が縮まってしまいますが、それ以上に大きな問題へと繋がってしまいます。 部品を交換するだけの問題ではないので、修繕が必要な場合には積極的に交換などの対応をしましょう。 キュービクルの劣化による危険性とは? 上記でお伝えしたように、メンテナンスを怠れば危険な事故へと繋がってしまいます。 劣化による事故 劣化による事故では、屋内や屋外、屋外でもどのような場所に設置されているかで起こりうる事故は変わってきます。 屋内での事故 屋内に設置されているキュービクルで発生する事故の多くはホコリの蓄積による火災や漏電です。 点検が行われていても、清掃がきちんとされていないとホコリを介して漏電事故へと繋がってしまいます。 そこから火災へと繋がる危険性もあるので、清掃も怠らないように気を付けます。 屋外での事故 屋外の場合は、雨風にさらされてケーブルや外箱の劣化が進み、そこから砂埃や雨が侵入して漏電を引き起こす事例が多く見られます。 点検の際に、錆びついている個所や隙間があれば早急に修繕を行う必要があります。 直ちに漏電が起こるわけではありませんが、放置していると気付かないうちに事故へと発展してしまうでしょう。 また、 海岸の近くに設置されているキュービクルは、塩害にも気を付けなければなりません。 内陸よりも錆びついてしまう速度は速く、修繕もこまめに行う必要が出てくるので、点検ではより細かくチェックしましょう。 保守点検の徹底 キュービクルは、電気主任技術者と呼ばれる専門の人が点検を行わなければなりません。 月に1度の目視による点検や、年に1度の細かいチェックが必要になります。 月次点検では、キュービクルが稼働している状態で正常に作動しているかどうかや、修繕が必要な個所はないかなどのチェックを行います。 年次点検では、キュービクルの使用を止めて停電にした上で、普段チェックできない内部を中心にチェックや修繕を行っていきます。 これを怠れば、 漏電からの火災や、周辺地域の停電により大きな損害へと繋がってしまいます。 メンテナンスの大切さ 人間も機械も、 メンテナンスをしっかりと行えば元気な状態を長く維持することが出来ます。 キュービクルでは、15年の耐用年数が法律で定められていますが、管理を丁寧に行えば30年以上も使い続けられるでしょう。 その為には、電気主任技術者や施設を運営する会社の徹底した保守点検が大切になってきます。 点検や管理を怠れば重大な事故へと繋がり、人命にも関わる事態になる可能性もあります。 特に、海岸や天候の変化が激しい地域はキュービクルの劣化は通常よりも早まります。 より安全に電気を使用するためにも、丁寧なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

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キュービクルの交換費用はどのくらい?新型・旧型で電気代が変わるって本当?

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キュービクル(高圧受電設備)とは? 「キュービクル(キュービクル式高圧受電設備)」とは、高圧電力で契約している者が設置している受電機器一式(開閉器・断路器・変圧器・制御装置)のことです。 規格化された金属箱にコンパクトに納められていることからキュービクル(小箱Cubicle)と呼ばれています。 皆さんもビルの屋上等の片隅にひっそりと設置されているのを目にされたことがあるでしょう。 電力契約は、高圧契約と低圧契約があります。 低圧契約の場合、発電所から電柱まで送電された電気の電圧(6600V)が電柱に設置されている柱上変圧器(トランス)で使用電圧(電灯100V・動力200V)に下げられますが、高圧契約の場合、このキュービクル内で使用電圧に変圧されます。 高圧契約 契約電力50kw以上 工場・商業施設・病院など 低圧契約 契約電力50kw未満 商店・美容院・事務所など 設置費用は小規模工場やコンビニ(100kw)でも200万円以上となるようです。 なお、設置後は電気事業法で定められた保安点検の義務が生じ、1か月1回・年1回等の法定点検が求められます。 キュービクルの耐用年数等の取扱い キュービクルの耐用年数は、どのような用途により使用されるかにより異なります。 製造の用に供されている場合には、「機械装置」のその業種の製造業の耐用年数となり、事務所等の場合には、「建物附属設備」の「電気設備(照明設備を含む)」「その他のもの」の15年となります。 また、工場のように、そのキュービクルが製造用と事務所用に共用されているときは、次のように判断します。 配線設備(工場機械の動力線・分電盤) 「機械装置」のその業種の耐用年数 配線設備(事務所用・電灯配線) 「建物附属設備」「電気設備」「その他のもの」の15年 工事費負担金は無形固定資産 電力会社と高圧契約等を行う場合には、電力会社から「工事費負担金」の支払いが求められることがあります。 この支出は、無形固定資産の「電気ガス供給施設利用権」に該当し、定額法(耐用年数15年)で償却することとなります。

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ビルの耐用年数や寿命はどのくらい?木造や鉄筋、鉄骨造など構造ごとに徹底解説!

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受変電設備とは?? 受変電設備を知る前に少し電圧の種別についてを紹介します。 電圧はその大きさにより以下のように低圧、高圧、特別高圧 特高 の3種類に分類されています。 低圧や高圧という言葉はきいたことがあるという方はいらっしゃるのではないでしょうか。 なので、電圧を落としてあげて家庭に供給しなければならないのです。 このことを降圧と呼びます。 この降圧を担う自家用電気工作物の設備を総称したものが「 受変電設備」なのです。 そんな受変電設備なのですが、単に降圧を行うだけでなく、落雷や台風、大雨などの災害や異常気象による配電の事故の際に接続された負荷設備を保護して二次被害を防止するというような防災の役割も持っているのです。 受変電設備といえども電気設備 電源設備 の一種ですからメンテナンスの必要性があります。 電気事業法によると受変電設備を保有する事業所は受変電設備の保安管理を行うことを義務付けられています。 いわゆる 法定 点検と呼ばれるものです。 詳しくは後述します。 受変電設備の仕組み、構造には2種類の方式がありそれぞれに特徴があってメリット・デメリットがあるのです。 それらの違いについて次に見ていきましょう。 2種類の方式による受変電設備の仕組み、構造 この受変電設備の構造の方式2種類には「 開放型変電設備 オープン式 」と「 閉鎖型受変電設備 キュービクル式 」があります。 それぞれの違いは簡単にいうと、開放型か閉鎖型かということです。 なにに対しての開閉かというと「変圧器」に対しての開閉になります。 それぞれの違いについてみていきましょう。 開放型受変電設備 オープン式 の特徴 現在では一般物件では採用されにくくはなっていますが、電力会社や電気鉄道会社など大容量の電力を使用する施設では多く採用されています。 開放型の特徴としてはフレームパイプと呼ばれる枠のようなものの中に受電盤、変圧器、高圧コンデンサなどを組み込んでいるのです。 とはいっても開放形受変電設備の構造は理解しにくですよね。 以下のような構造になっているのです。 出典: 次に開放形受変電設備のメリットとデメリットはどういったものがあるのかについて紹介します。 メリット• 機器の入れ替えが簡単で開放形なので目視でメンテナンスができる• 増設が簡単 デメリット• どうしても使用する面積が広く大きくなってしまう• 現場据付で工事するため職人の腕に品質が左右されがち• 日光に照らされることがあるので直視日光などの環境面でのリスクがある 閉鎖型受変電設備 キュービクル式 キュービクル式はオープン式よりかは一般向けですのでご存知の方も多いのではないでしょうか。 キュービクル式とは、変圧器や進相コンデンサのような高圧機器や高圧電気の通り道である母線、配電盤などを箱のような金属製のものに閉じ込めているのがキュービクル式の特徴です。 キュービクルのイメージは以下のようなものです。 街中でもめにすることがあるでしょう。 キュービクルの仕組み、構造 出典: メリット• 機器が収納されているために、感電や直射日光による環境被害の影響を受けにくい• コンパクトで省スペースで設置ができるので専用の部屋が必要にならない• 専門の工場で生産され、機器を組み込むので工法による設計ミスなどが生じにくい• 上の製造方法と関連して、設置工事の際は配線工事だけで済むので工期が短縮化 デメリット• 機器を組み込んでいる関係上、機器の温度が上昇することで熱がこもりやすい• 機器の入れ替えや増設に困難性がある。 扉を開閉しなければならないのでメンテナンスが面倒 高圧受変電設備のオープン式とキュービクル式についてみてきましたが、これらの設備は自家用電気工作物と呼ばれる600Vを超える電圧で受電する電気工作物なのです。 高圧受変電設備の耐用年数 メンテナンスは高圧受変電設備にとって必要不可欠ですが、とはいっても機器ですから耐用年数があります。 キュービクルは箱型で安全性が高い設備ですが、やはり高圧な設備ですので危険性が伴います。 なのでどのくらいの期間安全に使用できるかを定める必要性があります。 このような背景から高圧受変電設備に 法定耐用年数が設けられているのです。 キュービクルは法律により耐用年数が決められており、国税庁が発表している耐用年数表から知ることができます。 とはいえこの法定耐用年数はあくまで減価償却の際の参考数値にすぎないので、実際のところでは キュービクルの耐用年数はもって20年前後です。 高圧受変電設備の法定点検ってなに?設置届とは? 法定点検、設置届は法律で定められた事項 このような高圧受変電設備を所有している会社などは、 保安規定作成義務と安全に運用するために点検や検査を行う必要があるのです。 そのことを定めている法律が電気事業法第42条第1項、及びです。 📜 保安規程作成・設置届出・遵守義務(第42条) 点検及び検査の方法等、法律で画一的に定めることが必ずしも適当でなく、実体に即した合理的な保安対策を講じる必要がある事項については、各事業用電気工作物設置者は保安規程を定め、経済産業大臣へ届出をしていただくことで、保安体制の整備を図っています。 また、事業用電気工作物の保安を確保するために、設置者と従業員に対して保安規程を遵守することを規定しています。 設置届け出申請書にかんする事項や届け出に必要になる書類についてまとめてあります。 また、選任された主任技術者には、適切な職務遂行を行っていただく必要があることから、誠実義務を課しています。 このような義務がある以上高圧受変電設備を扱う会社は電気主任技術者を選任しなければなりません。 なので高圧受電設備を保有する会社は電気主任技術者を採用しなければならないのです。 高圧受変電設備の保安管理業務外部委託承認制度 では実際にどのような点検業務をおこなうのでしょうか。 簡単にいうと年間で点検する項目は以下のようになります。 詳細については電気主任技術者の方がしばしば読む事になる「自家用電気工作物の手続案内」に書かれています。 点検自体は年次点検と月次点検に分かれており、それぞれに法律の規定による定めがあります。 この点検業務を行うのがまさに電気主任技術者なのですが、キュービクルなど高圧受変電設備を有する会社がすべて電気主任技術者を選任しているというわけではなく代替の場合は外注しています。 しかし、無条件で外部委託というわけではなく一定の要件を満たせば容認されます。 この外部委託承認制度を使用してキュービクルを安全に点検してくれるのが電気保安法人などのような委託先になります。 まとめ 以上、受変電設備についての紹介をしてきましたが、受変電設備にはオープン式とキュービクル式の二つの構造上の方式の違いがあり、それぞれにメリットとデメリットがあります。 そして受変電設備を安全に使用し運用するために法律による定めで届け出に規定を設けたりメンテナンス義務を定めていたり、耐用年数にも期限を設けていたりしているのです。 外部委託承認制度もあったりと、受変電設備には多くの人が仕事でつながりあって我々の電気が安全に供給されているのですね。

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