キャラクター ヘッドホン。 モニターヘッドホンってなに?魅力と選び方 おすすめのヘッドホン

モニターヘッドホンってなに?魅力と選び方 おすすめのヘッドホン

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音にこだわるならゲームタイプや用途に応じたアイテム選びも重要 大型連休の期間中はゲーム三昧に明け暮れるチャンスだが、なかにはゲーム音をあまり意識せずにプレイしていたり、深夜や外出時は周囲を気にして音量をOFFにして遊んでいる人もいるはず。 環境次第なところはありますが、せっかくならゲーム音にもこだわって遊んでみませんか? ゲーム音にこだわれば、 臨場感が増したり、些細な音まで聞き分けられて敵を倒しやすくなるなど、 よりゲームが楽しめるようになること間違いなし! というわけで、ヘッドホン専門店のアドバイザーに、 スマホゲームだけでなく、家庭用ゲーム機やPCも含め、さまざまなゲームのシチュエーションごとに適しているオススメヘッドホンを聞いてみた。 音にこだわる方法はほかにもあるが、ヘッドホンでより深くゲームの世界に没頭したい人はもちろん、ヘッドホン選びに悩んでいる人も参考にしてほしい。 ちなみに、 イヤホンジャックが備わっていないスマホ端末でヘッドホンを活用する方法も聞いてきたので、イヤホンジャックがなくて諦めていた人も最後までぜひチェックを。 中古品も含めると約4000種類のヘッドホンを取り揃えており、店内ではそれぞれの試着も可能だ。 高音や低音などの特定の音質を聴きやすくしたもの、デザインや機能面を重視したものなど、目的に応じたバリエーションが多数存在する。 そのなかで、ゲーム音をより楽しみたいというときは、最低でも以下のことに注意しておくといいそうだ。 そのため、通常のミュージックで使用した場合、高音がキレイな声がこもって聞こえることもあるので注意したい。 ゲームの種類や機能面でヘッドホンを選ぶ 今回は、こだわりたいゲーム音や機能面を以下の8つタイプに分類して、タイプごとに適したオススメのヘッドホン(ヘッドセット)を、ひっしーさんに挙げてもらった。 ・音ゲー向け(音楽ゲーム、リズムアクションゲーム) ・BGM(おもに各ゲームのバックグランドで流れているミュージック) ・効果音(銃声や足音、爽快な音) ・ボイス(キャラクターボイス、ボイスチャットなど) ・臨場感 ・遮音性 ・長時間使っても疲れない ・ケーブル(絡みなどを抑える) ・[おまけ]イヤホンジャックのないiPhoneやAndroidでヘッドホンを楽しむ方法 前置きが長くなりましたが、ここからヘッドホン専門店のオススメ商品を紹介! 音ゲーにとくに適したモデル 『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』、『バンドリ!ガールズバンドパーティ!』、『太鼓の達人+(プラス)』など、スマホアプリでも多くのリズムゲームが配信されているが、それらの主となる楽曲がより深く楽しめるオススメのヘッドホンはコチラ。 【音ゲー向け オススメ その1】 Kingston Hyper X Cloud 2 <キングストン> [ひっしーさんアドバイス] いちばんのオススメ商品は、Kingston Hyper X Cloud 2。 こちらは、低音だけでなく、高音や中音もクリアな音が聞けることでも人気を誇るヘッドセットです。 音ゲーは曲のジャンルが幅広いですが、それらもしっかりと楽しめます。 しかも、音の解像度が高く、迫力も得られるため、ほかのゲームにも向いています。 これまでのRazerのモデルは中低音がこもりがちでしたが、一新された新モデルは低音が強く、中音がクリアでキレがよく、高い音も聞きやすくなっています。 ちなみに、Razerは黒と黄緑が基調で、なかでもGreenのカラーは人気の商品です。 【音ゲー向け オススメ その3】 ロジクール G431 <ロジクール> [ひっしーさんアドバイス] つぎにオススメしたいのがロジクール G431です。 こちらは万能バランス型といえるヘッドセットで、低音に特化しているわけではないですが、音のバランスがよく、音楽を楽しみながらゲームを遊びたい方に向いています。 音ゲー以外にもアクションゲームや格闘ゲームといった爽快な音が使われているゲームにも適しています。 ゲームのBGMをより深く楽しむ 『ロマンシング サガ リ・ユニバース』、『クロノ・トリガー(アップグレード版)』、『ドラガリアロスト』など、ゲーム内には戦闘を盛り上げるBGM、ユーザーを魅了するBGMが数多く盛り込まれているが、それらを深く聞き入りたいユーザーに適したヘッドホンはコチラ。 【BGM オススメ その1】 ロジクール G433 <ロジクール> [ひっしーさんアドバイス] BGMをより楽しみたいのであれば、ロジクール G433がいちばんのオススメです。 音ゲーでオススメに挙げたG431もBGMに適していますが、このG433はよりバランス型で、低音がしっかりとしているうえ、中高音もクッキリと聞こえます。 ミュージックやムービーも聴きやすいです。 しかも、軽量性にも優れていて、ムレにくいメッシュ製のイヤーパッドを採用しています。 レーザー製よりもムレにくく、夏場でも快適に使用可能。 【BGM オススメ その2】 SENNHEISER GSP 300 <ゼンハイザー> [ひっしーさんアドバイス] オーディオ用のヘッドホンでも定評があるゼンハイザーの商品だけに、SENNHEISER GSP 300のヘッドセットも人気の商品です。 GSPシリーズには独自のドライバが搭載されているので、流れてくる音の幅が他メーカーよりも1段階上をいっています。 そのため、ほかの商品では気付きにくい音でも、しっかりと聞き分けることができます。 銃声や足音などの効果音にこだわる 『PUBG MOBILE』などのガンシューティング系をはじめ、『モンスターストライク』の攻撃音、『パズル&ドラゴンズ』で連鎖を決めたときのサウンドなど、効果音でガッツリとこだわれるヘッドホンをピックアップ。 【効果音 オススメ その1】 Kingston Hyper X Cloud Revolver S <キングストン> [ひっしーさんアドバイス] 効果音ならKingston Hyper X Cloud Revolver Sがとくにオススメです。 これはFPS特化型といえるモデルで、足音の位置、武器のリロード音がものすごくわかりやすいのが特徴です。 プレイヤーが技を出したり、ドアを開けたときの音までもしっかりと拾ってくれます。 敵の位置もわかりやすく、音の迫力もかなり味わえます。 また、PCやゲーム機の場合はUSB接続になりますが、ケーブルの途中に付属のサウンドカードを装着させることができます。 また現時点で、PS4を7. 1chで楽しめる有線のヘッドセットはこの商品のみになります。 マイク部分は本体に収納可能なタイプ。 ボイスにこだわる 乙女ゲームでイケメンボイスや、贔屓声優のキャラクターボイスなど、声の聞こえかたを追求したいユーザーのオススメは? ゲームボイスだけでなく、ボイスチャットの音声にこだわりたい人も注目。 【ボイス オススメ その1】 Kingston Hyper X Earbuds <キングストーン> [ひっしーさんアドバイス] キャラクターのボイスにこだわって聴きたいのなら、ゲーミングイヤホンのKingston Hyper X Earbudsがオススメです。 中高音の抜けがよく、ボイスがこもらないので、クッキリとした音質で楽しめます。 ミュージックやマイクの音質もよく聞こえるので、ヘッドホンに抵抗がある方はとくに手に取ってほしいですね。 【ボイス オススメ その2】 SENNHEISER GSP 600 <ゼンハイザー> [ひっしーさんアドバイス] ヘッドセットで選ぶなら、SENNHEISER GSP 600がオススメです。 こちらは、遮音性も高く、高解像度で音のキレがよいのでハッキリと聴こえます。 ボイスに限らず、細かい音まで拾うことに関しては群を抜いているヘッドセットで、どのゲームジャンルにもオススメできます。 臨場感にとことんこだわる まるでゲームの世界にいるかのような臨場感を求めるなら、ヘッドホンのモデルにもしっかりとこだわりたいところ。 ゲームが対応しているサラウンドのチャンネル数によっても没入感は異なるが、より臨場感を求めたい人に適したヘッドホンを紹介。 【臨場感 オススメ その1】 Razer Nari Ultimate <レーザー> [ひっしーさんアドバイス] Razer Nari Ultimateは、音に合わせて振動するバイブレーション機能を搭載したヘッドセットです。 音の定位にあわせて振動が発生(たとえば、右手で爆弾が爆発すると右側が揺れるほか、離れた地点なら弱めに震えるなど、距離に応じても振動が変化)するので、自分がそこにいるかのような感覚が味わえます。 遊園地のアトラクションレベルな迫力も体験できるほどで、臨場感を求めるならとくにオススメです。 ちなみに、このモデルは通常の楽曲にも対応しているほか、ワイヤレス・有線の両対応で、外出時にワイヤレスを活用しながら、スマホゲームを遊ぶことも可能ですよ。 【臨場感 オススメ その2】 Kingston Hyper X Cloud 2 <キングストン> [ひっしーさんアドバイス] 音ゲーのオススメで挙げたKingston Hyper X Cloud 2も臨場感が楽しめるヘッドセットです。 前述の通り、こちらは解像度が高く、迫力があって聴きやすいのもポイントですね。 雑音をとにかく遮断したい 遮音性を高め、静かな状態でゲーム音だけを楽しみたい場合でも、ヘッドホンは適している。 そのなかでも、とくに遮音性が高いオススメのヘッドホンをピックアップ。 【遮断性 オススメ その1】 ASUS ROG 7. 1がとくにオススメ。 ヘッドホンの側圧は強めで装着時は無音に近い状態になります。 ただし、こちらはHIDI端子を使うので、PCのみに対応した商品(ヘッドホン側の端子がHIDI端子で、オーディオステーションからUSBでPCにつなげる)になります。 ちなみに、USBオーディオステーション(アンプとイコライザーの機能を持つ装置)付きなので、映画はこの設定で、ゲームはこの設定といった感じに自分好みにカスタマイズをしながらも楽しむこともできます。 そのため、ヘッドホンで周囲の音をシャットアウトし、遮音性を高めるならば、イヤーパッドの厚みと側圧が重要になる。 長時間使用しても疲れないモデル ヘッドホンは装着感や軽量なども考慮されて作られているが、それでも「ゲームを長時間プレイするので、ヘッドホンの疲れが気になる」って人は、以下の要素を考慮してみてはいかが? メガネを掛けてゲームを遊ぶユーザーも参考にしたい。 [ひっしーさんアドバイス] ヘッドホンを長時間使用したときの疲れが気になるのなら、Razerシリーズ、Cloudシリーズのモデルのヘッドセットがオススメです。 重量だけでなく、装着したときにイヤーパッドがやわらかく感じられるようなモデルを選びたいですね。 コードが気になる人はコレ! イヤホンやヘッドホン使用者の中には、装着時にコードが気になる人や、カバンから取り出した際にコードの絡まりが気になる人もいるはず。 まとめかたでも解決できそうだが、こちらについてもオススメのモデルを聞いてみた。 【コード オススメ その1】 TaoTronics TT-EP005 <タオトロニクス> [ひっしーさんアドバイス] コードの取り回しがいいヘッドセットとしてオススメなのがTaoTronics TT-EP005。 こちらは、布製のケーブルになっているのでほどけやすく、からまることはありません。 収納時もスムーズです。 ケーブルが布製のものは、ほかにもありますが、TaoTronics TT-EP005はその中でも、とくに音質がよく、コストパフォーマンスもいい商品です。 【コード オススメ その2】 SteelSeries Arctis 7 <スティールシリーズ> [ひっしーさんアドバイス] コードが苦手ならSteelSeries Arctis 7がいちばんのオススメになります。 無線のヘッドセットなのでケーブルの煩わしさはなく、遅延がほぼないのも特徴です。 ケータイの声も同時に聞けるダブルペアリグにも対応していて、ヘッドホンをしながらゲーム音と通話音が同時に聞けるのもポイント。 たとえば、PS4などで遊ぶ際に、スマホでスカイプなどの音声チャットをしながらPS4のゲーム音も逃さず聴くといったことも可能です。 イヤホンジャックがない場合 イヤホンジャックがないスマホ端末でヘッドホンを活用したい人にオススメなのが、以下のアイテムを活用する手段。 また、各アイテムはヘッドホンの専門店で取り扱っていることが多いものの、量販店などは置いていない場合が高いのでご注意を。 【オススメ アイテム】 XROUND XPUMP <エクスラウンド> audioquest DRAGONFLY BLACK <オーディオクエスト> [ひっしーさんアドバイス] XROUND XPUMPは外付けアンプのような装置で、これを経由させることでヘッドホンの臨場感も増すのが特徴です。 スマホ端末とヘッドホンのあいだにこの商品を繋げて使用するのですが、音増幅器に似た役割があるのでPCゲームに近い音質で楽しむことが可能になります。 音ゲーの場合は、audioquest DRAGONFLY BLACKもオススメで、こちらは音楽に向いた外付けアンプです。

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ソニーから、新しいスタジオモニターヘッドホン「MDR-M1ST」が発売された。 この製品の登場を心待ちにしていた人は、かなり多いと思う。 というのも、スタジオモニターヘッドホンのリファレンスとして現在も変わらず活躍し続けている「」は、すでに発売から30年を数える製品であり、いまだ現役であり続けるのが奇跡といえる存在(それだけ完成度の高い製品なのは確かだ)。 そのため、現代版「MDR-CD900ST」というか、ハイレゾ時代の最新レコーディング事情にマッチした製品を多くの人が求めていたのは確かだ。 偶然にも、そのリクエストに近いスタイルとなった「MDR-M1ST」だが、そのディテールをチェックすると、機能性や耐久性、サウンドキャラクターなど、プロ用途を念頭に置いた、まったく異なる仕様の製品に仕立て上げられていることがわかる。 1989年の登場以来、今なお多くのスタジオで愛用されている「MDR-CD900ST」(左)と、今回紹介するスタジオモニターヘッドホン「MDR-M1ST」(右) そういった製品性の違いは、「MDR-M1ST」の外観からも把握できる。 ベースというか、製品開発の出発的になったのは「MDR-1A」(細かくいえば現行モデルの「MDR-1AM2」ではなく先代「MDR-1A」だろう)で間違いはないと思うが、当然のごとく使用しているパーツはまったくといっていいほど異なっている。 あくまでもデザインコンセプトや技術的/機能的ノウハウを生かした、といったレベルの話にとどまっている印象だ。 ゆえに、「MDR-M1ST」の細部はオリジナリティが高い。 たとえばハウジング部は、「MDR-1A」をベースにしつつ「MDR-CD900ST」のイメージを踏襲した、まったく新しいデザインとなっている。 また、ハウジング上部にドライバー背圧抜きのポートが設けられているのは「MDR-1A」と同じだが、近くにもう1か所ポートが新設されているなど、新たに設計されたものとなっている。 「MDR-1A」ベースのデザインだが、ハウジング部のベントポートが2つになっているなど、細部は微妙に異なる イヤーパッドに関しては、厚みが「MDR-CD900ST」よりも厚く「MDR-1A」よりも薄いタイプが採用されている。 これは、ドライバーユニットの位置をより耳の近くに配置することで音のディテールがわかりやすいようにする使い手側のリクエストによるものだろうと想像できる。 実際、開放型やセミ開放型のヘッドホンは音が遠くて苦手、というエンジニアやミュージシャンも少なからずいるからだ。 いっぽうで、ドライバーユニットは「MDR-CD900ST」のようにイヤーパッドと並行ではなく、「MDR-1A」のように後頭部に向かって少しすき間ができるカタチで配置されている。 これは、このすき間に耳たぶが入り込むことで、ヘッドホンの側圧で圧迫されないように工夫されたもの。 「MDR-CD900ST」は実質上オンイヤータイプのイヤーパッドとなっていたから、これによって長時間使用時の快適性を大幅に向上させている。 また、イヤーパッド自身が立体縫製を採用していることもあり、ホールド性も格段に高まり、同時に遮音性も向上している。 特に遮音性が高まってくれたのは、スタジオモニターヘッドホンとして大きな魅力アップといえる。 イヤーパッドの厚みを比較。 左から「MDR-1AM2」、「MDR-M1ST」、「MDR-CD900ST」の順だ さらに、ヘッドバンドまわりに関しては、「MDR-CD900ST」と「MDR-1A」、どちらとも異なるデザインが採用されている。 ヘッドバンドは、デザインこそ「MDR-CD900ST」のイメージを継承しているものの、頭部側はやわらかい表皮のクッションを採用して快適性を向上。 11段のサイズ調整部分が行えるスライダーは、鉄板1枚だった「MDR-CD900ST」からパイプ状(「MDR-1A」のものとデザイン的にはほとんど同じ)へと変更、大きく耐久性を高めている。 また、ジョイント部にはシリコンリングを配することで、体を動かした際に発生することがあるノイズ(プラスティックがこすれ合うようなカタカタいう音のことだと察する)を徹底して低減しているという。 ヘッドバンドスライダーの形状も大きく見直された もうひとつ、「MDR-M1ST」のうれしい改良点が、着脱式ケーブルの採用だろう。 こちらは、ヘッドホンとの接続部に「MDR-1A」と同じ3. 5mm4極端子を採用したもので、製品には約2. 5mの着脱式ケーブルが付属している。 とはいえ、接続部はケーブル側がネジ式となっていたり、端子の入り込み方が異なる(「MDR-1A」は端子根元に数ミリの細い部分が必要)していて、厳密には互換性はない。 現在販売されている「MDR-1A」用リケーブルはひとまず利用できそうだが、このあたりは今後(できれば「MDR-M1ST」と同じタイプで)統一してくれるとうれしい。 着脱式ケーブルを新たに採用。 ヘッドホン側は「MDR-1A」と同じ3. 5mm4極端子だが、細部の形状が若干異なる このほか、スイーベル機構が採用された点も見逃せない。 これによって、屋外への持ち運びが圧倒的に楽になってくれるし、スタジオでの運用にも何かと便利そうだ。 とはいえ、再生周波数帯域が異なっていたりもするので、まったく同じものではなさそうだ。 左が「MDR-M1ST」、右が「MDR-1AM2」。 グリルの形状(MDR-1AM2は最新のフィボナッチパターングリルを採用)からも「MDR-M1ST」のドライバーユニットが「MDR-1A」に近いことがわかる さて、ここからは実機を使ってのインプレッションをお届けしよう。 比較用として、先ほどから話題に上がっている「MDR-CD900ST」と「MDR-1AM2」(残念ながら「MDR-1A」は手元になかった)も用意した。 「MDR-M1ST」と「MDR-CD900ST」、「MDR-1AM2」を比較 まず、装着感について。 やわらかい表皮とウレタンの立体縫製イヤーパッドを採用していることから、かなり心地よい装着感だ。 ほとんどオンイヤー型と変わらない「MDR-CD900ST」とは別物の快適さだ。 しかしながら、イヤーパッドの厚みが抑えられているため、「MDR-1AM2」までの心地よさ、耳たぶがやさしく包まれるようなところまではいっておらず、多少は触る。 このあたりは、モニターヘッドホンという役割を果たすための割り切り(多分音の近さ優先)だろうと想像している。 続いて、音漏れについて。 イヤーパッドの密閉性が高まったことから、「MDR-CD900ST」に対して音漏れは低減されている印象だ。 細かくチェックすると、新設されたポートのあたりからほんのちょっぴり音漏れしているようにも感じるが、スタジオユースでの問題はなさそうだ。 さて、肝心のサウンドはというと、想像どおりというか、イヤーパッドのディテールが示しているとおり、かなり近距離に音が聴こえる。 ボーカルもメイン楽器も、目の前すぐの位置で演奏しているかのような距離感で、細部のディテール表現がストレートに伝わってくる。 業務用として必須となる情報量の多さはしっかりと押さえている、そんな印象だ。 しかしながら、そのサウンドキャラクターはちょっとしたクセがある。 全体的には奇をてらわない素直な表現となっているので、ちょっとしたピーク/ティップ、特定の楽器だけ音の厚みを感じなかったり、ピアノの一部の音階がくぐもった音に聴こえたり、部分がどうしても気になってしまったのだ。 もしかすると、エージングに時間がかかる製品なのかもしれない。 そう思い、この記事用に製品をやや長めに借用し、そのうち10日間ほどをバーンイン信号&音楽でエージングする期間に割いた。 結果はまさに想像どおりで、エージングによって本来のサウンドと思われる、バランスのよい音を聴かせてくれるようになった。 距離感の近さや、歌声のウォーミーさは変わらないが、楽器や音階によるばらつきがなくなっている。 何よりも、音数がとても増え、そのすべてが届いてくるので、楽曲の特徴がとてもわかりやすくなった。 逆に、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDなど音数が多く音場表現も凝りに凝ったサウンドだと、2時間3時間と聴いているのが辛くなってしまうくらいだ。 いっぽうで、既存のスタジオモニター、平たくいえば「MDR-CD900ST」とは異なり、高域が鋭すぎたりしないのも好印象だ。 どちらかというと、低域はやや強め。 結果として、女性ボーカルはリスニングヘッドホンのように心地よい、それでいてモニターヘッドホンのようにリアリティを感じさせてくれるニュートラルな歌声を聴かせてくれる。 個人的にはこの方が聴きやすいし、リスニング用ヘッドホンの音も想像しやすいので、プロ用のスタジオモニターヘッドホンとして大いに役立ってくれそう。 実際、モニターヘッドホンといってもメーカーや製品によってサウンドキャラクターは異なり、これがモニターだ!という音はなく、当人がモニターしやすいヘッドホンであればなんでもいい、というのもまた事実。 そういった意味で、過去の定番であったモニターサウンドという幻想から逃れることのできた「MDR-M1ST」は、現代、そして未来のスタジオワークにとってベストなチョイスとなってくれるかもしれない。 先々の展開も含め、長らく手元に置いておきたい、魅力的な製品だと感じた。

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モニターヘッドホンってなに?魅力と選び方 おすすめのヘッドホン

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こちらの記事は2019年7月3日の記事を2020年3月25日に加筆修正いたしました。 加筆修正箇所 ・モニターヘッドホンの選び方に、モニタリングする音楽の種類で選ぶの項目を追記いたしました。 この記事では、モニターヘッドホンの魅力や選ぶ際のポイント、おすすめの製品を解説します。 スタジオや放送局など、音楽の専門家たちも愛用するモニターヘッドホンですが、現在では高解像度なサウンドを求めてモニターヘッドホンを購入するユーザーが少なくありません。 この記事を読むことで、自分に合ったモニターヘッドホン購入の検討が出来ます。 モニターヘッドホンは低音から高音までフラットに出力されるのに対し、普通のヘッドホンは聴きやすいように調整されている点が大きな違いです。 音を監視するのがモニターヘッドホンの役割であるため、観賞用の普通のヘッドホンとは使用目的が異なる点に注意が必要でしょう。 また、モニターヘッドホンは音を聞き分けるのに適している反面、どの音も精密に発するため、普通のヘッドホンと比べると聴き疲れを起こす場合がある点にも違いがあります。 音は複数の音が組み合わさって構成されていますが、通常のヘッドホンでは、人が聴き取りづらい周波数の音を抑えたり、カットしたりしています。 モニターヘッドホンは元の音を余すことなく再現するため、コンサートで聴いているような音の広がりを感じることが可能です。 元の音に忠実な音で聴けるのが魅力 モニターヘッドホンは、元の音に忠実な音で音楽を聴くことができます。 低音から高音といった音域の再現はもちろん、ギターやドラムなどのサウンドパートの位置関係も忠実に再現しているため、細かな音の変化にも気づくことができます。 耐久性が高いのが魅力 モニターヘッドホンには、耐久性が高い製品が数多く存在しています。 元の音を忠実に再現すると音の出力が高くなるため、モニターヘッドホンは高出力に耐えうる必要がるためです。 しかし、安価なモニターヘッドホンは高耐久な品ではない場合もあるため、注意が必要です。 モニターヘッドホンの選び方 使用用途を考慮して選ぶ モニターヘッドホンは、一般的なヘッドホンと同じように、周囲のノイズが入らないようにした「密閉型」か、音の抜けが良い「開放型」かで分かれています。 放送局やスタジオなどでは、周囲のノイズが入らないように密閉型のモニターヘッドホンが使われているのが一般的です。 一方で、開放型の場合は実際の演奏に近く、音楽制作の場面では開放型のモニターヘッドホンが多く使われています。 自分の目的に合ったタイプのヘッドホンを購入するとよいでしょう。 関連記事 価格帯で選ぶ モニターヘッドホンを選ぶ際、価格帯で選ぶのもポイントです。 モニターヘッドホンには、数千円のリーズナブルな物から、2万~3万円以上するプロ仕様の品物まで幅広くあります。 音圧の大きい音の再生や、長時間の使用にも耐えうる設計のモニターヘッドホンは高価な事が一般的です。 頻繁に使用しない方は、必ずしも高耐久品である必要はなく、安価なモニターヘッドホンから選ぶのもよいでしょう。 つけ心地で選ぶ モニターヘッドホンを作業目的で使用する場合は、長時間装着しても耳が痛くならないように、付け心地のよい製品を選ぶとよいでしょう。 耳に当てるイヤーパッドや、イヤーカップの付け心地の良さは人によって異なるため、交換できるモデルがおすすめです。 再生周波数で選ぶ 再生周波数は「〇〇Hz ~ 〇〇Hz」と表記されます。 低音から高音まで聴き取りたい場合、再生周波数のレンジが広いモニターヘッドホンがおすすめです。 一般的なヘッドホンは20Hz~20,000Hz前後で、低い値が低音、高い値が高音を示しています。 モニターヘッドホンの低音は5Hz、高音は40,000Hzまで対応している製品があり、より低い音や、より高い音を聴くのに適しています。 出力機能で選ぶ モニターヘッドホンの中には、出力機能を備えた製品もあります。 ヘッドホン自体に出力端子があり、端子から外部へ接続すれば、別のヘッドホンやスピーカーに接続することが可能です。 モニタリングする音楽の種類で選ぶ 聴く音楽の種類が偏っている場合、よく聴く音楽の種類に合わせて選ぶのもポイントです。 ロックやPOPなどの、低音部分の音の重要性が高い音楽を聴く場合には、密閉型ハウジングのモデルがよいでしょう。 密閉型は重低音の再生能力が高いのが特徴です。 また、大音量で音楽を聴いても音漏れしづらいのも魅力でしょう。 クラシック系の音楽をよく聴く場合は、音の抜けがよいオープン型のモデルがおすすめです。 耳元だけではなく、部屋全体に広がるような音を感じられるのがオープン型の特徴です。 クラシックを聞く場合は、ホールなどの広い空間で聴いているかのような臨場感を感じることが出来ます。

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