バリア フリー デザイン 例。 バリアフリーデザインとは?ユニバーサルデザインとの違いと具体例

どう違う!? 「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の異なる思想

バリア フリー デザイン 例

1.バリア(障壁)って何? 多様な人がいることを考慮しない社会によって作り出されたもの 「バリアフリー」の「バリア」とは、英語で障壁(かべ)という意味です。 バリアフリーとは、生活の中で不便を感じること、様々な活動をしようとするときに障壁になっているバリアをなくす(フリーにする)ことです。 バリアフリーという言葉は、もともとは建築用語として、道路や建築物の入口の段差など物理的なバリア(障壁)の除去という意味で使われてきましたが、現在では、障害のある人や高齢者だけでなく、あらゆる人の社会参加を困難にしているすべての分野でのバリア(障壁)の除去という意味で用いられています。 それでは、そのバリアとは、どんなものなのでしょうか。 私たちが暮らす社会には多様な人々がいます。 外見や性格、価値観、能力も人それぞれ違います。 年齢や性別、国籍、仕事、受けてきた教育や宗教、育った環境なども様々です。 このように多様な人がいるにもかかわらず、多数を占める人に合わせて社会がつくられてきました。 多数を占める人たちにとっては不便でもなんでもないことが、少数の人たちにとって、不便さや困難さを生むバリアとして存在しています。 例えば、日本で身体障害・精神障害・知的障害のある人は、総人口のわずか7%で15人に1人です。 障害のない人が多数を占めています。 そのため、これまでは障害のない人に合わせた社会がつくられており、障害のある人にとっては生活しにくい環境があり、困りごとを生むバリアとなっています。 ただ、このようなバリアは、障害がある人や高齢者など多様な人がいることを考え、その人たちも参加しやすく変えていくことで解消することができます。 障害のある人もない人もすべての人が参加しやすい社会にしていくために、どのようなことがバリアになっているのか、それを解消するために何ができるかを考えてみましょう。 周囲からの心ない言葉、偏見や差別、無関心など、障害のある人を受け入れないバリアのこと。 例えば、精神障害のある人は何をするか分からないから怖いといった偏見。 障害がある人に対する無理解、奇異な目で見たりかわいそうな存在だと決めつけたりすることなど。 点状ブロックがあることに無関心で、その上に無意識に立ったり物を置いたりすることで、視覚障害のある人のバリアをつくってしまいます。 主な心身機能の障害について理解しよう 「障害がある」と一口に言っても、心身機能の障害は、その種類や程度によって様々です。 社会の中で困っていること、不便なことがそれぞれ違います。 また、障害があることが外見からは分からない人もいます。 それぞれの障害の特性や、障害のある人のことを理解して、その人の目線になって周りをみてみると、何がバリアになっているのかが分かってくるのではないでしょうか。 以下では主な心身機能の障害を紹介します。 目からの情報収集に困難があるため、音声情報や触覚情報などで伝える必要があります。 また、弱視や色覚異常の人には、文字を大きくしたり、色の対比を明確にしたりして伝えることが必要です。 また、声を出して話すことが難しい人もいます。 音による情報収集が難しいため、筆談や手話、文字情報などで伝える必要があります。 日常生活を送るために、義肢などの補装具や車いす、杖などを使うことがあります。 外見からは分かりにくいですが、疲れやすかったり、長時間立っているのが難しかったり、頻繁にトイレに行く必要がある人がいます。 軽度の知的障害からダウン症や自閉症など他の障害も併せ持つ人まで、一人ひとりの障害の状況が大きく異なります。 感覚が過敏、落ち着きがない、読み書きや計算が苦手など人によって障害の状況は異なります。 人とのコミュニケーションが苦手で社会生活や日常生活に支障が生じていることが多くあります。 精神疾患は、ストレスや生活環境の変化によって、誰もがかかりうる病気です。 適切な治療・服薬と周囲の配慮があれば症状をコントロールできるため、大半の方は地域社会の中で生活しています。 社会には障害がある人だけでなく、高齢になると見ることや聞くこと、動くこと、伝えることが困難になる人もいます。 また、妊娠中の女性やベビーカーなどで小さな子どもを連れて外出する人などは、動くことが困難になります。 外国からの旅行者などは、日本語の案内板やアナウンスだけでは情報が入手できない人もいます。 障害のある人たちにとってのバリアは、これらの人たちにとっても、社会生活や日常生活を送る上でのバリアとなっています。 わからなければ、何ができるか「聞く」 困っていそうだけれど、何に困っているのかわからない、またどんなことをすべきかわからないという場合もあります。 そのような場合には、「何かお困りでしょうか?」「私ができることはありますか?」などと「聞いて」みましょう。 手伝おうと思っても断られることもあるかもしれませんが、がっかりすることはありません。 自分でやりたい人や自分でできる人もいますので、相手の気持ちを尊重しましょう。 一人ひとりが心のバリアフリーを実践することで、バリアのない社会を広げていきましょう。 この記事はわかりやすかった(理解しやすかった)ですか? Q1. この記事はわかりやすかった(理解しやすかった)ですか? 1 わかりやすかった 2 まあまあわかりやすかった 3 ややわかりにくかった 4 わかりにくかった その他 (50文字以内) Q2. この記事は役に立つ情報だと思いましたか? Q2. この記事は役に立つ情報だと思いましたか? 1 役に立つと思った 2 まあまあ役に立つと思った 3 あまり役に立つと思わなかった 4 役に立つと思わなかった その他 (50文字以内) Q3. この記事で取り上げたテーマについて関心が深まりましたか? Q3. この記事で取り上げたテーマについて関心が深まりましたか? 1 深まった 2 やや深まった 3 あまり深まらなかった 4 深まらなかった その他 (50文字以内).

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バリアフリーについて詳しく教えて!種類は?例は?

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バリアフリー住宅とは 一般的にバリアフリー住宅とは、小さな子どもから高齢者まで、幅広い世代の方が安心・安全で、快適に生活できることを前提とした住まいのことです。 段差をなくし、廊下に手すりをつけるなど、生活するうえで支障となるものを取り除くとともに生活動作の補助となる設備を整えることで、日常生活が無理なく、スムーズに行えるようになります。 一見、高齢者や障害者の方に特化した住まいづくりのように思えますが、妊婦の方がつまずかずに済んだり、若者であってもケガや病気で車いすを使わざるを得ない状況が発生した際に移動しやすかったりなど、その利用価値は幅広く、使いやすいと感じるメリットがたくさんあります。 バリアフリーとユニバーサルデザインの違い 最近ではバリアフリー以外にも、ユニバーサルデザインと呼ばれる住宅も増えてきていますが、その違いがわからないという方も多いでしょう。 国土交通省によると、バリアフリーとは高齢者や障害者などが社会生活をしていくうえで障壁(バリア)となるものを除去(フリー)することを指しているのに対し、ユニバーサルデザインとは、障害の有無、年齢、性別、人種などにかかわらず、多様な人々が利用しやすいよう、あらかじめ都市や生活環境をデザインする考え方であるということです。 つまり、バリアフリーもユニバーサルデザインも多くの人にとって使いやすく、安全性の高いものを目指しているという点に関しては同じですが、ユニバーサルデザインのほうがより対象範囲が広いということがわかります。 バリアフリーな住まい選びのポイント バリアフリーは住む方の身体的な特徴によっても配慮すべき点が異なります。 あくまで一例として、住宅の場所ごとに気をつけたいポイントについて紹介します。 浴室 浴室は転倒しやすい場所なので、バスタブや床は滑りにくい素材を選び、つまずき防止のために手すりを設置したり、出入り口の段差をなくしたりするなど配慮しましょう。 浴槽は40cm以下の高さだとまたぎやすく、スムーズに入浴できるとされています。 また、特に冬季は室内と浴室、浴室内の洗い場と浴槽などの温度差によりヒートショックを起こす可能性もあります。 ヒートショックの症状とは、血圧の急激な変動がもたらすめまいや失神、不整脈、心筋梗塞などです。 浴室暖房を利用すれば、浴室が暖かくなり、ヒートショックの予防にも効果的なので、体が弱い方や高齢者のいらっしゃる家庭は検討してもいいでしょう。 また、車いす生活になったときのためにも、車いすで直接入れるように間口を広くとっておくことをおすすめします。 トイレ トイレは高齢者になったり、体が思うように動かなくなったりしたときも使いやすいよう、なるべく寝室のそばに配置して、スペースを広めにとるようにしましょう。 立位と座位の動作が楽な洋式トイレを採用し、トイレ内には動作がしやすいよう手すりを設置するのもおすすめです。 また、トイレが1ヶ所しかつくれない場合は、寝室から直接入れるよう配置し、他の面の壁にもドアを設けて洗面所や脱衣室からも入れるよう2ドアにすると、水回りの移動が容易になります。 洗面台 洗面台の高さには注意が必要です。 健康な方が立って使用するのにちょうどいい高さと、車いすの方が座った状態で使いやすい高さは異なります。 将来のことを見越して、車いすでの使用を想定した高さでつくっておくのもいいでしょう。 さらに、車いすのまま洗面台に近づけるよう、洗面台下部の収納スペースを取り払うと、車いすの方でもより使いやすくなります。 また、足が不自由だったり、体力がなかったりする方にとっては、洗面台の前で立っていることがつらいと感じることもあるので、洗面台のそばにベンチやイスを設置しておくと安心です。 リビング 家族が最も長く過ごすスペースであるリビングは、段差をなくすことを徹底しましょう。 そのほとんどが床で滑る、段差や出っ張りにつまずく、置いてあるものに引っかかるといった転倒によるものです。 このため、リビングは段差のないフラットな床にすることで、転倒などの事故のリスクを軽減することができます。 また、車いすを使用する方がいれば、テーブルの高さにも配慮しましょう。 テーブルに車いすのまま入れる高さは約70cmが目安とされています。 しかし、車いすのサイズによっては入れないこともあるので、車いすに合わせて高さの調節ができるテーブルを選ぶと柔軟な対応が可能です。 そのため、使いやすいキッチンの高さとともに、座ったまま調理ができるようにイスを用意しておくなどの配慮が必要です。 さらに廊下で人とすれ違えて、方向転換のために回転できる寸法となると150cm以上は必要となるので、生活動線を考慮し、廊下の幅を決めるようにしましょう。 廊下の電気スイッチも車いすから届きやすいよう低めに設置し、照明の点灯・消灯がしやすいワイドスイッチを採用すると車いすを動かしながらでも、スムーズに動作ができます。 車いす移動の場合は、へこみや傷がつきにくい強度を高めた床材を使用すると、床を傷つけずに済みます。 上がり框(かまち)の段差を低めに設定し、移動だけでなく靴を履いたり脱いだりできる十分なスペースを用意することも大切です。 また、どうしても段差が生じてしまう場合は、玄関スロープをつけるのもおすすめです。 玄関スロープをつけると、高齢の方のみならず、妊婦の方や子どもの移動にも安心です。 しかし、玄関スロープの取りつけには一定のスペースが必要なので、家づくりに着手した段階から組み込んでおくか、玄関ポーチに後づけできる広さをあらかじめ確保しておくようにしましょう。 建物 室内だけでなく、建物全体のチェックも忘れずに行いましょう。 例えば、2階建て以上の場合は階段の踏み板に滑り止めはあるのか、また駐車場から住宅までの段差がないことや距離の短さはもちろん、車いすを使用した場合にも通り抜けできる幅やスペースが確保されているのかなども確認が必要です。

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バリアフリーとは?例を画像にして子供でもわかるようにお答え!

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こんにちは!東京支店の小笠原です。 近年、「高齢化社会」や「2020年東京オリンピック」についてのニュースに伴い、 「ユニバーサルデザイン」という言葉をよく耳にするようになりました。 このサインの知恵袋でも、何度かユニバーサルデザインについて取りあげてきましたが、 お電話でお問い合わせを受けることも多いので、例を挙げて改めてご説明したいと思います。 ではさっそく「ユニバーサルデザイン」の説明から、ユニバーサルデザインの具体例(多機能トイレ)を挙げてご説明します。 ユニバーサルデザインとは• ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い• ユニバーサルデザイン7つの原則• まとめ 1,ユニバーサルデザインとは できるだけ多くの人が使いやすいように、製品・建物・空間をデザインすること 便利で快適な社会になってきていますが、「障害をもつ人々」や「高齢者」をはじめ、人によっては使いにくい場合があると思います。 「どんな人にも使いやすく」といった、多様性に配慮する必要性からユニバーサルデザインの考えは生まれました。 たとえば、「建物であれば必ずどこかに、車いす利用者の入れるスロープを設けなければならない」などといった細かな規定が盛り込まれていました。 法律の基準を満たしているからといって、障害のある人が日常生活の中で不便を感じなくなることはないと考え、ユニバーサルデザインが提唱されました。 法律に対して疑問を持ち、そこから自らの考えを提唱するメイス氏は素晴らしいですね! 次は、ユニバーサルデザインとよく比較・混同される言葉である「バリアフリー」についてご説明いたします。 決定的な違いは、ユニバーサルデザインは 最初から障壁を感じさせないデザインになっていることです。 ユニバーサルデザインについて、徐々に理解していただけたでしょうか? 次は、さっそくユニバーサルデザインを考える上で大切な視点「ユニバーサルデザインの7つの原則」についてご説明いたします。 3,ユニバーサルデザイン7つの原則 ユニバーサルデザインを実現するためにの原則として 「ユニバーサルデザインの7つの原則」があります。 これは、ユニバーサルデザインの主宰者たちによって2005年に編集されたもので、作り手やサービス提供者がもつべき視点が定義されています。 )多機能トイレ 普段、目にしているものばかりですね^^ 次は、「原則7 利用のための大きさと広さ」の事例として多機能トイレを例にご紹介したいと思います。 以前、「多機能トイレにはどのような設備が必要なの?」というお問い合わせをいただいたので多機能トイレを例にご紹介します。 操作部の各部は、施設用途や利用者層、利用者からの意見等を考慮し、わかりやすく誤操作がないような位置に配置する。 「ユニバーサルデザイン」という言葉はよく耳にするけれど 「実際に例を挙げて説明してください。 」と言われたら、完璧に説明できる人は少ないのではないでしょうか^^; サインの知恵袋では、過去にもユニバーサルデザインについて取り上げた記事がございますので、合わせてご覧くださいませ! —————————————————————————————————————————- —————————————————————————————————————————-.

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