甲乙つけがたい 3つ以上。 N2文法解説「~がたい」|現役日本語教師による「たのすけ日本語塾」

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甲乙つけがたい 3つ以上

「甲乙丙丁」という文字を知っていますか?よく契約書や昔の人の成績などで使われているので、見たことがある人は多いと思います。 また、住所などでも、「甲乙丙丁」が使われていることがあります。 「甲乙」まではほとんどの方が読めると思いますが、「丙丁」の読み方はご存知でしょうか? 「甲乙丙丁」は「こう・おつ・へい・てい」と読みます。 昔の学校の成績は4段階で「甲、乙、丙、丁」と評価されていましたが、後に「秀、優、良、可」となり、現在のような5段階もしくは10段階の評価に変化してきました。 「甲、乙、丙、丁」の成績の時代は「甲」が成績が良く、「丁」は下位の成績のことでした。 「全甲」という言い方もあり、これは今でいう「オール5」の事でした。 契約書では「甲乙」という言い方がよく使われます。 インターネット回線の契約やアパートの賃貸契約などの経験がある方は一度は目にしたことがあると思いますが、契約書には「甲は」「乙は」と記載されています。 これは「甲乙」でなくても「Aは・Bは」という言い方でも契約はできるのですが、ほとんどの契約書は「甲乙」を使っています。 これだけでなんとなく難しそうに見えてしまうのですが、要はこの「甲乙」は代名詞です。 契約書ですから、契約を取り交わすのには、少なくとも2者の間での取り決めを記すのですが、契約書の中にすべて正式名称を記載していたら、とても見づらく、ややこしくなってしまいます。 そのため、契約書ではどちらが甲で、どちらが乙なのかを冒頭に書くことになっています。 「株式会社A(以下甲という)と株式会社B(以下乙という)は契約を締結した」のような形式で書いてありますので、これ以降に続く契約書は、すべてこれに置き替えて読みます。 契約書では甲乙のほかに、丙を使うこともありますが、やはりこれも単なる代名詞です。 契約が3者の間で取り交わされる時には「丙」がよく出てきますが、ややこしく考えず、誰が甲で誰が乙で誰が丙なのか、これだけを頭に入れておくと理解しやすくなります。 甲乙の順番.

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CX

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「甲乙丙丁」って何? 「甲乙丙丁」は「こうおつへいてい」と読み、「十干 じっかん 」という集まりの一部です。 十干は「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」の10個の要素で構成されており、十干のことを「甲乙丙丁」と表すこともあります。 十干はそれぞれ音読みと訓読みの二つの読み方を持ちます。 干支と言うと「子・丑・寅・卯…」を思い浮かべる人も多いかと思いますが、これは干支ではなく十二支で、十二支と十干が組み合わさったものが干支なのです。 昔から干支は、方角や時間、暦を表すのに用いられてきました。 今でも十干は順番や等級、成績などを示すのに用いられています。 契約書での「甲乙丙丁」の使い方 基本的な使い方 会社間の契約はもちろんのこと、賃貸物件やクレジットカード、携帯電話の契約時にも使用される契約書の中でも「甲乙丙丁」が用いられます。 ここでは契約に関わる人物や会社名の代わりに「甲乙丙丁」を使用します。 たとえば契約書の冒頭にはだいたい以下のような一文が書かれています。 契約書はたいてい雛形があり、その中の日付や固有名詞を適宜変更して使いまわします。 固有名詞を「甲乙丙丁」に置き換えることで、使いまわす際には冒頭の1文だけを修正すればよくなります。 そのため変更ミスや変更作業の手間が省けるというわけです。 関係者が3者以上の場合 関係者が3者以上になる場合は「丙」や「丁」も用いられますが、あまりにも関係者の数が多くなると「丁って誰だっけ?」「戊ってどの会社だっけ?」と返って混乱してしまうので注意が必要です。 誰を「甲」にするかは要注意 契約書中で用いられる「甲乙丙丁」には順位の意味はありませんが、場合によっては「なんで我々の方が『乙』なんだ」と苦情が出ることもあります。 そのため、より規模の大きな会社や契約上有利な立場にいる方を「甲」とするのが一般的です。 たかが名前の置き換えといえど、余計なもめごとの種を作らないためにも契約書作成の際はどちらを「甲」とするか、よく考えることが大切です。 「甲乙付けがたい」その意味は? 「甲乙丙丁」を使った言葉の中でも特によく耳にする「甲乙付けがたい」、この意味について解説します。 「甲乙丙丁」は順序を示す言葉としても用いられます。 「甲」を1番とし、そこから順番に「乙」を2番、「丙」を3番という意味で使用します。 そのため「甲乙付けがたい」には「1番か2番か、決めるのが難しい」、つまり「順位を付けるのが難しいほど2者の能力が拮抗している」という意味があります。 なおここで用いられる「甲乙」は「1番、2番」という意味なので、3者以上で競っている場合には「甲乙付けがたい」とは言いません。 いろいろな「甲乙丙丁」 契約書以外でも様々なところで「甲乙丙丁」が使われています。 ここではその一部をご紹介します。 焼酎の「甲種・乙種」 お酒好きの方なら目・耳にしたことがあるであろう焼酎の「甲種・乙種」、これは焼酎を蒸留方法で分類したものです。 「乙種」は従来の蒸留方法で作られた焼酎、「甲種」はより新しい蒸留方法で作られた焼酎のことを指します。 なお「乙種」というとどうしても2番手のイメージがついてしまうので、これを払拭するために乙種焼酎を「本格焼酎」と呼ぶこともあります。 戊辰戦争 明治政府と旧幕府軍との内戦である戊辰戦争は、戦争勃発した慶応4年 明治元年 の干支が「戊辰」であったことがその名称の由来です。 そのほかにも「甲午農民戦争」「壬申の乱」など、合戦や事件には勃発した年代が名称の由来となっているものがたくさんあります。 甲子園 高校野球でお馴染み「甲子園」の由来は、球場が完成した大正13年が、暦の上で十干の「甲」と十二支の「子」が60年ぶりに重なる「甲子 きのえね 」という縁起の良い年であったことから、球場を「甲子園球場」、その周辺地域を「甲子園」としたことにあります。 まとめ 普段あまり気に留めることのない「甲乙丙丁」にも、古い由来としっかりした意味があったのですね。 日常何気なく使っている言葉の由来や意味を知る事で、思わぬ気付きを得られたり、表現の幅を広げることができるようになったりします。 気になった言葉はぜひその意味を積極的に調べてみてください。

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「甲乙丙丁」の続きは? 「甲乙丙丁」は、 十干(じっかん)の最初の4つの言葉が使われています。 十干は10個の要素で構成されており、「甲乙丙丁」に続く言葉は以下の通りです。 文字 音読み 訓読み 甲 コウ きのえ 乙 オツ きのと 丙 ヘイ ひのえ 丁 テイ ひのと 戌 ボ つちのえ 己 キ つちのと 庚 コウ かのえ 辛 シン かのと 壬 ジン みずのえ 癸 キ みずのと 十干は、もともと古代中国から日本に伝わった言葉で、数を数えるために使われていました。 「甲乙丙丁」の由来 「甲乙丙丁」の由来を調べてみると、「干支(えと、かんし)」にたどり着きます。 干支は、 十干と十二支を組み合わせたものです。 全部で60通りの組み合わせがあり、時間や方位、暦などを表す際にも使われていました。 2.「甲乙丙丁」の契約書での使い方 現在、多くの契約書で「甲」「乙」が使われています。 賃貸契約や企業間での契約を交わす際に、「甲は」「乙は」という表記がされているため、ご存知の人も多いでしょう。 この「甲」「乙」という表記は、いわゆる 代名詞で契約の当事者の略称です。 もともと文字が多い契約書のなかに、正式名称をすべて記載していたら、契約書の内容が非常にわかりづらくなってしまいます。 そのため、契約書の中身を少しでもわかりやすく、簡素化するために「甲は」「乙は」という表現をしています。 続いて、具体的な契約書の書き方について確認していきましょう。 2-1.「甲乙丙丁」の契約書の書き方 契約書は主に、二者間でするため「甲」「乙」を使いますが、三者間で契約を取り交わす場合は「丙」を使います。 また、四者以上になる場合は、「丁」「戌」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」の順番で続きます。 難しく考えず、 誰が甲なのか、誰が乙なのか、ということを意識しておきましょう。 契約書での冒頭には、以下のような一文が記載されていることが多いです。 2-2.「甲乙丙丁」を契約書で使う際の注意点 契約書を交わす際に、「誰が甲で、誰が乙か」を決める際は注意しましょう。 本来、「甲乙丙丁」は順番や成績を表す意味を持っていますので、もめてしまうことがあります。 しかし実際には、契約書において「甲乙丙丁」の優先順位は関係なく、大手企業や、契約で有利な方を「甲」として契約書が作られることが多いです。 また、相手によりどうしても気になる場合は、自分側を最初から「乙」とすることでも問題ありません。 にせよ、 安易に「甲乙丙丁」を決めるのではなく、慎重に判断して使うことが大切です。 3.「甲乙つけがたい」の意味と使い方 「甲乙丙丁」を使った言葉の中でよく耳にする、「甲乙つけがたい」の意味と使い方を解説します。 まず「甲乙つけがたい」の意味は以下の通りです。 3-1.「甲乙つけがたい」のよくある間違った使い方 「甲乙つけがたい」は、よく使われる言葉ですが、間違った使い方をしている場面がありますのでご紹介します。 対象が3つ以上のときは使えない 「甲」「乙」は、対象が2つの場合に対してのみ、どちらが優れているのか決めるのが難しいという場面で使える言葉です。 3つ以上ある場合は、「甲乙つけがたい」は使えませんので覚えておきましょう。 3番や4番、5番などの順位を決めるときは使えない 同じように「甲」「乙」は、1番と2番の順位を決めるのが難しいことを表す言葉です。 たとえば複数ある中の、3番と4番を決めるといった場合には使えません。 具体的には、以下のような使い方は間違っています。 あの高校のA投手とB投手は、 甲乙つけがたい好投手だ。 アメリカもイギリスも 甲乙つけがたくて、どちらを旅行先にするか決められない。 どちらの作品も 甲乙つけがたいと定評がある。 彼のゴルフの才能は 甲乙つけがたい。 わたしの2人の娘は 甲乙つけがたいほどの美しさだ。 4.いろいろな所で使われる「甲乙丙丁」 「甲乙丙丁」は契約書以外でも、さまざまな所で使われています。 それぞれの名前の由来や意味を知ることも面白いので、参考にしてみてください。 甲子園 高校野球や阪神タイガースでも、おなじみの甲子園。 甲子園の名前の由来は、甲子園球場が完成した1924年(大正13年)8月1日に関わりがあります。 この年は、「十干」と「十二支」の、それぞれ最初の「甲」と「子」が、 60年ぶりに重なる「甲子(きのえね)」の年でした。 この年は縁起がいいことから、野球場を「甲子園球場」、野球場の付近一帯を「甲子園」と名付けたことが名前の由来です。 焼酎甲類・焼酎乙類 焼酎甲類と乙類の違いは、蒸留方法によるものです。 焼酎の甲類や乙類といった呼び方は、1949年の酒税法制定のときに名付けられました。 甲類は、連続式蒸留機(新式)で製造されるため、 製造量が多く税収も高いことから甲類と定め、単式蒸留機(旧式)で製造された焼酎を乙類と定めました。 しかし「乙類」というと、2番目のイメージが強く残ることから、現在では「本格焼酎」とも呼ばれています。 まとめ 「甲乙丙丁(こうおつへいてい)」は、十干に基づいた、順番や成績を表す言葉です。 契約書では、契約の当事者の代名詞として使われており、特に優先順位はありません。 ただし相手によっては、自分側を「乙」、相手側を「甲」とすることにより、不必要なもめ事を回避できる場合もあります。 よく使われる「甲乙つけがたい」という言葉は、2つの物事に差がなく、どちらが優れているか判断することが難しい場面で使う言葉だと覚えておきましょう。

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