頂戴できますと幸いです。 「お名前を頂戴する」という誤った敬語を使っていませんか? ~「頂戴」と「ちょうだい」の違い

「幸いです」は目上に失礼!?「ありがたい」「助かります」は…【今さら聞けない大人の敬語講座vol.6】

頂戴できますと幸いです

「欲しい」の2つの意味 私たちが「欲しい」という言葉を使う時は、目的によって2つの意味があります。 「自分のものにしたい」という意味 「欲しい」には「自分のものにしたい」「手に入れたい」という意味があります。 「飲み物が欲しい」「アドバイスが欲しい」などです。 何かを「してほしい」という意味 「欲しい」にはもうひとつ、相手になんらかの行いを「してほしい」「してもらいたい」という意味があります。 「一緒に行ってほしい」「早く来てもらいたい」などです。 2つの意味の違いによって言い換える敬語が異なります。 それぞれの言い方を説明します。 「自分のものにしたい」時の「欲しい」の敬語は? 何かを「自分のものにしたい」「手に入れたい」時は、違う表現に言い換えます。 「頂きます」と言い換える 何かを「欲しいです」と言いたい時は「頂きます」という敬語で言い換えることができます。 目上の人から何かをもらう時の言い方です。 「頂く」と「戴く」の使い分け方 漢字の書き方としては「頂く」の他に「戴く」もあります。 両者の使い分けですが、同じ意味であるとする場合と、自分の行いについては「頂く」と書き、物をいただいた時などは「戴く」と使い分ける、とする2通りの意味があるようです。 話し言葉ではどちらも「いただく」なので漢字は考慮しなくてもよいのですが、文書やメールの場合はどちらを使うのがよいのでしょうか。 「戴く」は現在常用漢字から外されており、新聞用の漢字でも「戴く」は「頂く」に替えて書くよう決められています。 そのため、ビジネスシーンの表記でも全て「頂く」として失礼にはならないと考えられます。 しかし、高価な物をいただいた時などに、あえて「戴く」を用いて特別な敬意を表すということもできます。 「頂けますか」とお願い文にする また、状況によっては「頂きます」という直接的な言い方を避けて柔らかい表現にした方がよい場合があります。 その場合は「頂けますか」とするとよいでしょう。 「頂戴したい」「頂戴します」と言い換える 何かを欲しい時に「頂戴したい」「頂戴します」という言い方もあります。 「頂戴」とは、目上の人から何かをいただくという意味です。 「頂戴」も新聞では使われない漢字で、「ちょうだい」とひらがなで書くという決まりがあります。 話し言葉での「頂戴したい/します」は、近年は少々古い言い方と感じられるようになったため、「頂きたい」「頂きます」という言い方の方がビジネスシーンでは馴染むかもしれません。 また「頂戴」の漢語の硬い印象を利用して、文書やメールで改まった表現をしたい時に用いると、尊敬の意味合いを強く出す効果が期待できます。 何かを「してほしい」時の敬語は? 「していただけますか」「お願いいたします」にする 相手に何かをしてほしい時には、「していただきます」ではなく、「していただけますか」「お願いいたします」というお願い文に言い換えます。 この場合の「いただく」は補助動詞であるため、「頂く」など漢字ではなく、ひらがなで表記します。 例えば「メールを送って頂けますか」ではなく「メールを送っていただけますか」と書きます。 クッション言葉を添える さらに、お願い文に言い換える時は、クッション言葉も添えるようにすると完璧です。 例えば「大変お手数ですが、メールを送っていただけますか」などとします。 お願いする際のクッション言葉には「お手数ですが」「恐れ入りますが」「もしよろしければ」「失礼ですが」「ご面倒をおかけいたしますが」などがあります。 メールの例文 他にも「欲しい」気持ちの言い換え方はたくさんありますので、メールの例文で紹介します。 資料などを「送ってほしい」時• お手数ですが、詳しい資料をご送付いただければ幸いです。 必要事項をご記入の上、ご返送をいただきますようお願いいたします。 ご面倒をおかけいたしますが、パンフレットをお送りいただけますでしょうか。 メールなどで「連絡してほしい」時• 日程が決まりましたらメールでご連絡いただけますでしょうか。 メールでご連絡いただければ幸いです。 メールのご連絡をお待ちしております。 「アドバイスがほしい」時 上司などにアドバイスをもらいたい時は、「助言」と言う方が丁寧に聞こえます。 同僚や関係の近い上司との会話の中であれば「アドバイス」と言っても失礼ではありません。 大変お手数ですが、ご助言をいただければ幸いです。 お忙しいところ恐縮ですが、ご助言をいただきたく存じます。 まとめ 「欲しい」という気持ちをビジネスシーンで表現するには、さまざまな方法がありました。 特に日本では、直接的な表現は失礼であるとされるため、こちらの希望を伝える時には細心の注意が必要です。 直接的な表現を和らげるための、違う表現への言い換え言葉や、クッション言葉は豊富にあります。 今回は「欲しい」について解説しましたが、その他の表現についても、必要な場合は言い換えやクッション言葉を使えるようにしておきましょう。

次の

「お時間を頂戴する」意味・敬語の種類・ビジネスにふさわしい使い方

頂戴できますと幸いです

電話の取り次ぎや受付など、ビジネスでは相手の名前を聞き出さなければならないシーンが多々あります。 そんな時、「お名前を頂戴できますでしょうか」と言っていませんか? 実はこれ、正しい日本語ではありません。 そこで今回は、正しい名前の聞き方について解説したいと思います。 はじめに、「お名前を頂戴できますでしょうか」がなぜ間違いなのかについて解説しておきましょう。 この中で間違いとされているのは、 「お名前を頂戴する」という部分です。 「お名前」は、「名前」に丁寧語の「お」を付けたものですし、「頂戴する」という言葉は「もらう」の謙譲語ですから、それぞれ、お客さまや目上の人に使用する敬語としては正しいと言えます。 間違っているのは、その組み合わせです。 そもそも名前というものは、もらったりあげたりする物ではありません。 「お名前を頂戴する」と言うと 「あなたの名前をもらう」という意味になってしまうので、正しい日本語とは言えませんね。 ビジネスシーンで「頂戴する」という表現を用いるとすれば、「お茶を頂戴できますか」「お名刺を頂戴できますでしょうか」などと使用することが多いでしょう。 では、「名前」の場合には、どのような聞き方をすれば良いのでしょうか。 前項で述べたとおり、名前はもらったりあげたりする"物"ではありません。 相手の名前を知りたいのであれば、 「聞く」「教えてもらう」のが一般的ではないでしょうか。 ビジネスシーンでも同じです。 とりわけ、取引先やお客さまを相手とすることの多いビジネスシーンでは、謙譲語を用いるのが基本ですから、相手に名前を聞きたい場合には、「教えていただけますか」や、「聞く」の謙譲語である「伺う」や「お聞きする」といった表現を使うと良いでしょう。 ・お名前を伺ってもよろしいでしょうか。 ・お客様のお名前をお聞きしてもよろしいでしょうか。 ・お名前を教えていただけますか? ・お客様のお名前を教えていただけますでしょうか? また、「恐れ入りますが」「差支えなければ」といった表現をプラスすると、グッと印象が良くなります。 ・恐れ入りますが、お名前を伺ってもよろしいでしょうか? ・差支えなければ、お名前を教えていただきたいのですが。 ビジネスに限らず、初対面の相手に名前を尋ねる・名乗ることはコミュニケーションの基本です。 失礼のないよう、正しい言葉づかいを心がけましょう。

次の

【できれば幸い】の例文集・使い方辞典

頂戴できますと幸いです

「幸いに存じます」という言葉を使っている人がいたとしたら、どのような印象を受けますか。 間違いなく良い印象を受けるのではないでしょうか。 精錬された言葉のイメージもありますし、深い敬意が示されているフレーズのような気もします。 しかし、イメージだけで言葉について理解しているだけでは、その言葉を自分の会話の中に取り入れることは難しいということができるでしょう。 なぜ、そのように言うことができるのでしょうか。 なぜなら、正確な意味に精通していなければ、ある特定の言葉を使おうと感じたとしても、不安や恐れからその言葉を使わなくなってしまうからです。 では「幸いに存じます」という言葉を普段の会話の中で使うために、まずは正確に意味について理解するようにしましょう。 意味について理解することができたのであれば、その後、例文についても調べることができます。 「幸いに存じます」の意味 国語辞書などで「幸いに存じます」というフレーズの意味について調べてみると「そうしてもらうと助かる、嬉しく思う」という意味があることを確認することができます。 かなり理解のしやすい意味が「幸いに存じます」というフレーズに含まれていると言えるのではないでしょうか。 そのため「幸いに存じます」は多くの人に愛用されているフレーズですし、この言葉を聞くことに慣れている人がいるのも事実です。 では、特定の分野において「幸いに存じます」という言葉はどのように使われているのでしょうか。 分野ごとに意味が異なってくる場合があるので、それぞれの分野ごとに「幸いに存じます」について調べるのは非常に重要なことです。 ビジネス ビジネスの場面では取引先の人と会話をしなければならない場面が訪れることでしょう。 そのような状況に遭遇したとしても「幸いに存じます」という言葉を上手に使うことができます。 取引先の人が親切な人であるがゆえに、自分に対して敬意を示してくれたり、特別な取り計らいをしてくれたとします。 そのような取り計らいは自分の会社にとっても利益になるので、相手に対して深い感謝の思いを伝えなければなりません。 どのようなフレーズを使うことができますか。 こんな時に活躍してくれるのが「幸いに存じます」です。 このフレーズを言うだけで、自分が嬉しく感じていることを相手に伝えることが可能になります。 相手としても理解しやすいフレーズになりますので、迷うことなく安心して使うことのできる便利な表現ということができるでしょう。 メール 「幸いに存じます」という言葉には、相手に対する深い敬意が含まれていますので、正しい敬語として使うことが可能です。 もちろん、目上の人や取引先の人と会話をしているのであれば「幸いに存じます」ということによって、自分が嬉しく感じていることを敬意を込めながら伝えることができます。 しかし、会社の部下と話しているのであれば他の言葉を選択する必要があるでしょう。 なぜなら「幸いに存じます」という言葉を部下に対して使うのであれば、部下を見上げていることになってしまうからです。 もちろん、部下を大切にするのは大事なことです。 それでも、部下に対して、あまりにも敬意を示しすぎた言葉を使うのであれば、一緒に働いている同僚たちは違和感を覚えることでしょう。 あくまで「幸いに存じます」は目上の人に対して使う言葉である、という点を忘れないようにしましょう。 「幸いに存じます」の例文とは? 「幸いに存じます」という言葉を自分の会話の中に取り入れるために必要なのは、この証言が使われている例文を覚えることです。 そのようにすることによって、今まで「幸いに存じます」というフレーズを使うことができていなかったとしても、すぐに覚えた例文を自分の会話の中に取り入れることができるようになります。 では、具体的に「幸いに存じます」というフレーズを使ったどのような例文があるのでしょうか。 詳しく紹介します。 してくださり幸いに存じます 「してくださり幸いに存じます」というフレーズも非常に実用的ということができます。 このフレーズは、どのような場面で使うことができるのでしょうか。 例えば、職場の上司が社長があなたに対して好意を示してくださったとします。 しかも、何かのプレゼントを送ってくれました。 当然そのことに対して感謝を示したいと感じるのではないでしょうか。 そんな時に「ご好意を示してくださり幸いに存じます」という文章を作成することができます。 そして、この文章をプレゼントを送ってくれた上司に対して直接言うことによって、深い感謝の気持ちを示すことができます。 他の言葉でも感謝を示すことは可能ですが「してくださり幸いに存じます」という表現を使うのであれば、あらたまった形で相手に感謝を示すことができるので、相手側からしても「プレゼント送ってよかった」という気持ちになることでしょう。 してくださると幸いに存じます かなり似ている表現になりますが「してくださると幸いに存じます」というフレーズも非常に実用的です。 このフレーズは、相手に何かを依頼したい時に使うことのできる表現になります。 例えば、取引先の人に対して資料を読むように依頼したいと考えているとしましょう。 直接的な仕方で「資料を読んでください」というフレーズを使ってしまうと、相手を苛立たせてしまう可能性があります。 取引をスムーズに運ぶためにもそのような事態を避けることが大切です。 そのため「この資料に目を通してくださると幸いに存じます」という表現を使うこともできます。 印象が異なる かなり、相手に与える印象が異なると言えるのではないでしょうか。 命令をしているのではなくて、資料を読んでくれたら自分は嬉しく感じます、と自分の感情を伝えているに過ぎないからです。 優しい依頼を目上の人に対してしたいのであれば「してくださると幸いに存じます」というフレーズを使うことができるでしょう。 そのようにして、不必要なトラブルを回避することができます。 「幸いに存じます」の類語や言い換え方とは? 「幸いに存じます」という言葉は非常に魅力的なフレーズですが、何度も自分の会話の中で使いすぎると、違和感を覚える人がいるのも事実です。 そのため「幸いに存じます」とほとんど同じ意味ででもあったとしても、他のフレーズで言い換えることができれば、自分の言葉の表現の幅を広げることができるでしょう。 では「幸いに存じます」をどのような類語で言い換えることができるのでしょうか。 嬉しく思います 「幸いに存じます」を簡単にわかり易く言い換えたいのであれば「嬉しく思います」というフレーズを使うことができるでしょう。 意味については誰もが理解することのできるフレーズと言えるのではないでしょうか。 そのため、自分が嬉しく感じるような事があるのであれば「嬉しく思います」というフレーズを「幸いに存じます」の代用として使うことができるでしょう。 「幸いに存じます」と似ている言葉の違いと使い分け方 「幸いに存じます」という言葉と似ている表現はたくさんあります。 それぞれの意味を正確に理解すれば、的確な仕方で自分の考えを相手に伝えることができるようになりまし、相手の理解も得やすくなることでしょう。 では「幸いに存じます」と似ている言葉には、どのようなフレーズがあるのでしょうか。 また、それらのフレーズにはどのような意味があるのでしょうか。 幸いと存じます 「幸いに存じます」と「幸いと存じます」というフレーズはほとんど同じです。 唯一の違い「に」が使われている場所に「と」が使われていることです。 一般的には、どちらのフレーズであったとしても同じような意味を伝えることができます。 しかし「幸いに存じます」というフレーズの方が違和感なく多くの人に愛をされていることになります。 「幸いに存じます」というフレーズを聴くことによって、違和感があると感じる人はほとんどいませんが「幸いと存じます」の「と」が使われているフレーズを聞くことによって、違和感を感じてしまう人がいるのも事実です。 どちらでも不正解ではありませんが、スムーズなコミュニケーションを図りたいのであれば「幸いに存じます」というフレーズを選択した方が賢明ということができるでしょう。 幸いです 「幸いに存じます」と「幸いです」というフレーズでは、表現されている考えが違うことになります。 「幸いです」という表現によって「嬉しいです」という意味を伝えることができるのに対し「幸いに存じます」というフレーズでは「嬉しいと思います」という意味が伝えられることになります。 ほとんど同じ意味を伝えていることになりますが、少しだけ響きが違うことに気づかされるのではないでしょうか。 幸いでございます 「ございます」には「ある」 という意味が含まれています。 そのため「幸いでございます」という表現を使うことによって「自分に幸いがあります」「幸いです」という意味を伝えることができています。 「幸いに存じます」とほとんど同じ耳になりますが「幸いでございます」の方が、自分の感情を直接表現している響きがあるのではないでしょうか。 「幸いに存じます」嬉しさを表現する 「幸いに存じます」という言葉を使うことができなかったとしても、生活に苦労することがないでしょう。 しかし、何かのことが起きて非常に嬉しく感じているのであれば、その事を誰かに伝えたいのではないでしょうか。 そのような時に助けてくれるのが「幸いに存じます」というフレーズになります。 このフレーズを使うことによって、自分がどれほど嬉しく感じているのかを、周りの人に伝えることが可能になります。 しかも「幸いに存じます」というフレーズでは、深い敬意が込められているので、会話をしている相手が目上の人であったとしても、自分の嬉しさを敬意を込めながら表現することが可能になります。 この便利な表現でやる「幸いに存じます」であらゆる人に嬉しさを表現することができるようになりましょう。

次の